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06« 2017/07 »08

プロフィール

漆音(しちね)

Author:漆音(しちね)
牝 B型 1987年2月製。

西洋文学が好き。
枯葉がおいしそうに見える。
海水水槽初心者です。
コメント大歓迎で御座います。

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進行に見た、緩んだ光

消えぬ青の骸は、闇に透ける。
その肌に反射する負の光が、いつしか出会う仏の笑みを称えいていよう。
遮断したと躍った高揚は己を苦しめる。
活性化されて動き出した魔物は目の前を真っ赤に染めた。
払拭の過去、擡げた錘は二度と錆びない。

白魚は海水に溶けてゆく。
淡水魚を羨み、深海を目指しては進み、歩みなど連想させないのだ。
ゆるりと止む細胞への攻撃に、緩まずにはいられぬだろう。
擡げる 
白魚は闇に染めてゆく。
綴り行く青の奥の底、生命を穿った、己を苦しめる朱色を目指し果てぬ。
白魚は海水に溶けてゆく。
淡水魚などとうに残像になり、深海の生物をも羨むように、歩む事を覚えた。


満足を得たら終焉を垣間見る。
長い旅路で培った自律のゼンマイを自ずと巻く手立て、あるのだろうか、
満足を得たら、終わるのだ。

美しさは危険を呼ぶので、彼が求めたのは ”錆びない油” と称される。
錆びても磨けば潤滑を得るが、酷使をやむなく見るのは決壊なのだ。
白魚は海水に溶け行く。

目指した先など、記憶の果てに飛んでしまった。
深海に溶け行く、闇に溶け行く、青に透ける、記憶の底に在る。
在る筈の無い固執概念の物の怪が、首を頭べて君を待ちわびている。



眼下を染めた老廃物を払拭し、いつか見たあの景色をもう一度。
翻した尻尾が喜んでいるのを、羨まれた筈の深海魚たちが、蔑むこともなく、見ているよ。
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